我が家の子ども、1人は中高一貫校へ進学、1人は普通の公立中学に進学しました。
入学することが決まると、必ず買い揃えるものの一つに学校指定の制服があります。制服を買うということは、以外とお金がかかります。でも、いくらくらいかかるのでしょうか?
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中学&高校の制服は地域ごとに格差あり!
中学校に進学するというとき、公立であっても市立であっても制服の学校が多いです。高校も、私服通学の学校はほんのわずかで制服の高校が圧倒的に多いです。
中学も高校も進学することが決まると、その瞬間に「制服を買わなければ…」ということになります。
我が家の子どもは、上の子が中高一貫校、真ん中が公立の中学校、公立高校と進学が決まると、頭によぎったのは「制服代金っていくらかかるんだろう?」ということ。2月くらいになり入学前には頭が痛い思いをしました。
上の子は中高一貫校へ行き、制服代、体育着、指定靴、電子辞書などの学用品、通学費用(定期代)などを揃えるのに30万円くらいの出費がありました。
真ん中の子は、公立の中学校へ行き、制服代、体育着、内履き&外履き、自転車などを合わせて約18万円くらいの出費でした。
年の差が2歳あったことで、なんとか工面することができましたが、中学校進学のときは意外と出費があってビックリしました。
朝日新聞:制服の値段の謎
ぶっちゃけ、入学するときの制服代、学用品などの準備だけで10万円以上が出ていくのです。
これ、春先に1個の部活動を必須としている中学校が多いですが、仮に運動系の部活をすることになったとき、更に道具を準備してとなると中学校入学だけでも20万円〜30万円がかかるということになります。
本当にこの制服問題、痛いですよね。
公立中学の制服
公立中学の制服ですが、まわりの声を聞く限り、6万円以上かかるということはありません。男の子と女の子と同じブレザータイプであれば、4万円〜5万円くらいです。(東京都内だと6万円かかることもあるそうですが。)
男の子の学ランの場合、高くても30,000円を超えることはほぼ無いです。
女の子の制服でも、ブレザー、セーラー服など色々ありますがであっても3万円〜4万円くらいになります。女子学生服ですが、学校の指定がありますので、個人的には「イオンモール」などで買うのがいいと思います。
中高一貫校ですが、我が家の場合、制服代金(夏服を含めて)の合計が65,000円くらいになりました。そして、中高一貫校の場合、6年間同じ制服で過ごせません。
中学校課程の前期課程で1回、高校過程となる後期課程で1回買い替えています。特に男子の場合、成長すると小学校6年生で測ったサイズよりも確実に大きくなりますのでそれだけ出費も増えます。
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中学校入学でかかるお金はどのくらいなのか?
小学校6年になると、1年ってあっという間に過ぎていきます。 気がつけばもう中学校の入学が半年後に迫っているとふと気づきます。 中学校になると、小学校とは比べ物にならないくらいお金がどんどん出ていきます ...
公立の学校はさほどお金がかからない…と言っても、制服代だけでも数万円の出費になりますので、我が家の場合、家計の負担になってしまったということです。
5年前、長女の中学入学準備の際には、制服や体操服、通学かばんや体育館シューズなど学校指定の物をそろえるだけで7万円かかりました。入学後も、夏服や水着一式に3万円かかりました。
引用元:朝日新聞 中学校の制服、高くないですか 家計苦しく「春が怖い」
これ、私も経験していますが、事実なんですよね。
我が家のように、年収400万円台の家庭で、1年で子どもに10万円以上の出費がある3月〜4月というのは痛い季節なんですよね。
自転車通学があると、自転車も買わなければなりませんから出費は約5%近くまで膨れ上がります。
私立の制服代
私立中学校、私立高校の場合ですが、間違いなく公立よりも少し制服代金となっています。
その理由は簡単です。
すべての持ち物が学校指定品で、学校の提携先で買うことになっているからです。
普通の中学校、高校ではベスト、カーディガン、ソックスなどは指定がないので、色味だけだけが指定されているだけで自由に好きなものを着れるのに対し、私立はほぼすべての持ち物が指定品なのです。
ベスト1枚買うだけでも4,000〜5,000円、カーディガン8,000円〜10,000円、ソックス2,000円とかかかります。
ソックスなんて指定だったら何足買うことになるのか?男の子を育てた私はゾッとします。
また通学用の靴も、私立中学、私立高校の場合、ローファーという原則がある学校もあります。
学校指定があっても、同じものを通販で安く買うということがローファーはできますので、できるだけ安い場所で買うのがいいと思います。
ぶっちゃけいくら準備しておくのがベスト?
個人的な意見としてですが、中学校、高校へ進学することは生まれた時に決まっていると思っておくべきです。
そして、高校までに入学でかかるお金をすべて計算しておき、その分は教育費として別貯金しておくべきだと思っています。
- 小学校:10万円
- 中学校:20万円
- 高校:20万円
合計:50万円
これを生まれた時に既に準備する形を取るのが好ましいということです。
1日100円貯金で乗り切る!
私が、やってきたこと。
それが子どもが生まれた日から1日100円を貯金するという方法です。
1年間に36,500円が貯まります。
- 小学校までに貯まるお金:219,000円
- 中学校までに貯まるお金:219,000円
- 高校までに貯まるお金:109,000円
合計:547,000円
となります。
お子さんが3人だと月約9,000円が貯金額となり、家計的にキツイ!と思われるかもしれませんが、お子さんの入学のための100円貯金と思えば乗り切れると思っています。
それぞれの両親に補填していただく!
やはり定番となるのは、お互いの両親に補填していただくということがベストでしょう。
我が家は、旦那さんの両親は子どもが入学する前に他界してしまったんですが、私の両親がいたので入学祝として5万円を補填していただきました。
5万円あると大きく違ってきます。
小学校の入学時はランドセルは親が買ってくれたので助かりましたし、中学校、高校のときは制服代をすべて出してもらったので本当に助かっています。
妻として、一つだけ注意すべき点があります。
自分の親から補填してもらうときはいいのですが、旦那さんの両親から補填していただくときには注意が必要です。
例えば、旦那さんの実家に帰りたくないから数年に1回しか行かない…ということがあると、親としても出すお金を惜しむものです。
そのための対策としてですが、孫からおじいちゃん、おばあちゃんにこまめに連絡をさせるクセをつけておくのです。そして、毎年やってくる両親の記念日、母の日、父の日などは、少額でいいですからプレゼントを贈りましょう!
こういうことを結婚当初からしっかりとやっていないと、旦那の親からの補填は厳しくなると思います。
我が家の場合、実家の母は弟のお嫁さんとあまり親しくしていないので、我が家の子どもに出すお金と大きな差があります。(弟には言えないのですが…)
旦那さんの親は、自分の親のようにはいきません。できるだけ旦那さんの親からも補填をしてもらうことを考えると、普段から親に対して感謝の気持ちを忘れてはいけないということなのです。
参考にしてみてください。