2017年4月マイナス金利の煽りを受け、生命保険すべてが掛け金が上がり、返戻率が5%くらい下がってます。でも、実際にどのくらい下がったのか?
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これから加入するときの目安にご覧ください。
学資保険返戻率の下げ幅
学資保険はすべての保険会社が掛け金をあげ、その煽りで返戻率が一律下がりました。
そこで、どのくらい返戻率が下がってしまったのかを調べました。
私が確認した2017年3月、2017年4月で比べています。
比較した条件(満期金300万円、月払い)で調べています。
JAこども共済
2017年3月時点:113.6%
2017年4月時点:104.7%
返戻率の差:-8.9%
明治安田生命つみたて学資
2017年3月時点:114.3%
2017年4月時点:104.3%
返戻率の差:-10.0%
ソニー生命学資保険
2017年3月時点:110.3%
2017年4月時点:110.3%
返戻率の差:-0.0%
※以前見直ししているので返戻率に差はありません。
ニッセイ学資保険
2017年3月時点:110.0%
2017年4月時点:104.0%
返戻率の差:-6.0%
ぶっちゃけどこが一番なの?
返戻率だけで見ると、唯一110%超えしているのがソニー生命学資保険Ⅲ無配当になります。
こちらのプランだと、18歳から22歳まで毎年40万円ずつ受取するというもの。
10年払込完了になると返戻率は115.9%にもなります。
現在、ソニー生命は無料の保険相談では加入できない決まりになっていますので、ソニースクエアのウェブサイトから直接申し込みして、ソニー生命のFPさんと面談をしなければいけません。
そのため、まずは資料請求をしてみてください。
その後、面談を経て加入する手続きになります。
※勧誘行為はないと記憶していますが…勧誘は面談したFPさんによって大きく異なります。万が一しつこくて困る!という場合は、ソニー生命に苦情申立てでき、担当者を変更することができます。
学資保険は返戻率だけで決めないが鉄則!
ここまで、返戻率のみで紹介していますが…
本当に必要な学資保険の金額、受取時期を事前に考えた上で決めるというのが最大のポイントになります。
現在、大学進学にかかるお金って300万円では足りないこともあります。経験上、間違いなく高校の予備校通い、滑り止め大学の手付金などのすべての進学にかかるお金を考えると300万円では足りません。
特に、県外の大学に進学し、アパートや寮生活をするとなると、大学の入学金、授業料、住まいにかかるお金、引越し代などを含めると軽く100〜200万円がすでに出ていきます。国公立であってもそこそこかかりますので、4年間の学費、生活費を含めると300万円では足りないのです。
うちは自宅が関東にあるから通いで私立でもいいや〜と思っていたとしても、私立であっても入学時に100万円〜180万円くらいは出ていきます。
このお金をどう準備するのか?という前提で学資保険を選ぶこと。学資保険の使いみちを事前に考えた上で、いつの受取でいくらのものに加入するのかを把握してください。
そうすれば、夫名義で200万円満期で1本、妻名義で100万円で1本という工夫した学資保険を掛けることが可能にもなります。
確かに満期金300万円のものはお得感はありますが、1社で18歳〜22歳まで小分けに支払われる祝金タイプでは足りないこともでてきます。
そういう事前のリスクにも備えることができる学資保険の加入方法を探すことがとても重要なポイントになります。
↑こちらの無料保険相談を利用すると、学資保険のことに詳しいFPさんを指定でき、あなたの家に本当に必要な学資保険のことを相談をすることができます。
しつこさが本当にないので、利用価値はとても高いです!