家計簿を付けたことがある主婦は8割ですが、実は定期的に継続している方は約3割に満たないという結果。
つまり、家計簿ってのはそもそも付けたほうがいいのはわかっているけれど、なかなか継続しないというのが現状。
そこで、まずはじめの一歩として、家計簿のつけ方、簡単な記帳方法と続けられるコツについてかいてみます。
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家計簿を付ける前の準備
まず、家計簿を付けるとなったとき、準備するものがあります。
それが家計簿をつけるためのノートと3色くらいのペンを準備します。
ノートならば、ひとまずはなんでもいいです。
横罫線のノートでもいいですし、方眼ノートでもいいです。サイズも、自分が使いやすいサイズでいいです。
ただ、私は持ち歩くということも考えているのでA5サイズで選ぶのがいいと思います。
こちらのA5サイズのノートはとても使い勝手がいいので、初めて使うという方にはオススメなノート。厚くないので1年分を書くには充分です。
ペンですが…
黒、青、赤くらいの3色があればいいと思います。もし、4色にするならそこに緑が入るとなおいいと思います。
お金の流れを書いていく
家計簿の基本として、
(収入)ー(支出)
という感じです。
ここは、基本中の基本なんで知っていると思います。
収入ですが、給料だけの方もいれば、副業で給料+バイト代とかあると思います。
またお子さんがいると児童手当や就学援助、自治体からの手当てなどもすべて収入に含めてもいいと思います。
問題なのは、支出です。
この支出の部分が色々あるのでややこしいわけですが、お金が出ていくことをすべて支出として捉えて記帳していきます。
支出の内訳の中に「固定費」と「やりくり費」というものを作ります。
支出には、毎月必ず出ていくお金がありますよね?
これを固定費として記帳していきます。
固定費の内訳ですが、一般的に口座引落のものをすべて固定費としてもいいと思います。
- 家賃
- 電気代
- ガス代
- 水道料
- 電話代
- ネット通信費
- 保険料
- 子ども費
- クレジットカード
など
とにかく、毎月必ず引落されるものはすべて固定費としてしまいましょう。
固定費はあまり大きな変動はないと思いますので、収入から固定費を引いて、残った額が「やりくり費」となります。
仮に…
という形で書いてみたのがこちら。
はじめはとにかく収支を把握しないと、どこをどう削ればいいのかもわかりませんから、ご自身のお金の流れのみを把握する期間を設けます。
そのため、ひとまずはこの簡単な記帳方法でやってみましょう。
そして、やりくり費とあるのが今月使っても良いお金ということになります。
やりくり費の記帳
やりくり費ですが、はじめは色々書くと続かない恐れもありますので、日付、お店の名前、合計金額を書くだけでいいです。
こんな形で、月末までのものを記帳していき、最後に計を出しておきます。
当初の予算だと、やりくり費は88,000円まで設定されていましたから、8,000円が残っていますので、これはやりくり上手ということになりますね。
もし、やりくり費が88,000円以上オーバーしたという場合、間違いなく、使いすぎている可能性があります。
オーバーした時は、きっと口座からお金の引き出しをしているはずなので、その分だけ貯蓄も減っている計算ということになります。
とにかく、はじめの段階では、色々と記帳の数を増やすと、挫折してしまう結果になりますので、日付、お店、金額というシンプルさで家計簿をつけてみてください。
こちらには、インスタで有名になった「づんの家計簿」のことを紹介しています。
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づんの家計簿。 インスタグラムで超人気の家計簿ですよね。づんさんという方は、現在3人目のお子さんを出産間近ということで、とても多忙な日々をお過ごしの方。 その方がインスタで自分のオリジナル家計簿を公開 ...
お時間があるという方は、「づんの家計簿」でレシート1個ずつ記帳挑戦してみてもいいとは思いますが…
育児中のママで、仕事を持っているとなるとなかなか厳しいと思いますので、はじめは欲張らずに市販のノートに払ったお金の流れだけを残す形でやってみるといいと思います。
そして、3ヶ月くらいは絶対に継続しないと、どこの部分で使いすぎているのかが見えませんから、まずは簡単なシンプルな家計簿をやってみてください。
続けられるコツ
家計簿を付けたことがある8割の主婦の中で、挫折してしまったという方が約5割もいるのです。
そもそもなぜ挫折するのか?
それは、記帳方法が面倒だからなんです。
市販の家計簿、見た目は印字されていてとても使い勝手がいいように見えますが…
でも、本当にあなたの家計の支出項目とあっていますか?
固定費の記入場所が足りない…
ってなったのは我が家です。
子どもが3人いると、それぞれが習い事したり、出費が増えたり、交際費などの記帳なども市販のものだと把握しにくいのです。
そこで、まずは手書きでやってみるというのが一番、続くコツ。
そして、現金で支払ったやりくり費のみを記帳するスタイルだと、1週間まとめてやってもそう苦にはなりません。
固定費は基本的に口座引落がほとんどのはずなので、手元で管理するのは食費とか日用品など、日々の生活にかかるお金のみなはず。
その記帳だけをするスタイルなら簡単で必ず3ヶ月は続きます。
ぜひ、2017年からとは言いません。12月から家計簿をつけてみませんか?