タレントのスザンヌさんが離婚したときに、その原因となったと言われて注目されたのが産後クライシス。
そもそも産後クライシスというのは、女性が主になりやすい精神的な病気のことです。しかし、男性もこの産後クライシスになることがわかってきています。
そんな産後クライシスについて体験を元に紹介します。
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産後クライシスとは?
恋愛結婚で、お互いに好きで結婚したのに…
いざ、出産してからいきなり愛情が薄れ、夫婦生活が嫌になるというのが産後クライシスです。この産後クライシスの原因は、ホルモンバランスの乱れです。
今までは夫婦だけだった生活に、宝物が生まれたわけです。
母親にとっては、赤ちゃんがすべてであり、その妨げをするものはすべて敵なのです。その敵と思ってしまう原因と言われているのが、オキシトシンというホルモン。
ママになると、今までの家事に加えて、育児がプラスされます。上のお子さんがいると育児が2倍になるわけです。
ただでさえ産後というのは、体が疲れきっているのに…夫は何もしてくれないとなれば、そりゃ愛情が薄れますよね。
産後クライシスかもしれない…
もし、産後しばらくしても、夫に対しての不満が消えないようであれば、こちらのセルフチェックを利用してみてください。
産後クライシスのセルフチェック
□出産後、セックスレスだ
□もっと夫に育児や家事を手伝ってほしいと思っている
□友人や知人の夫を見ると、自分の夫との違いを感じて焦る
□出産後も父親の自覚のない夫にイライラする
□出産前後で夫が浮気をした上記のうち、ひとつでもあてはまるものがあれば、産後クライシスにおちいっている可能性があります。
引用元:All About「あなたは産後クライシスかも!?」より
笑っていはいけないかもしれませんが、私は一時期5つすべてが当てはまりました。
私の産後クライシス体験談
上の子が生まれた時、旦那さんの両親がサポートしてくれていたことで、産後クライシスの状態はすぐにおさまっていました。
しかし、3人目の妊娠がわかったとき、家の状況がガラリと変化しており、そもそも義母の介護を私はしており、その時点で、あまり協力的ではない旦那さんに不満があったのかもしれません。
出産3ヶ月ほど前に、ようやく施設入所が決まったのでホッとしていました。
しかし、里帰り出産をしない選択をしたことで、イライラはMAXになりました。
退院してきてから、ご飯の支度は私がしないと食べるものがない状態で…料理が一切できないこと、そもそも家事全般を一切してこなかった、親がやらせてこなかった環境で育ってきた旦那さんですから、協力的とはいえませんよね?
仕事から帰ると、容赦なく開く缶ビールのプシュ〜という音。食器などが山になっていても一切洗ってくれないですしね。
極めつけは、自分の時間だけは確保するという独身の頃からあまり変わらない週末のスタイル。
休みだから少しは手伝ってほしいな〜と思っていても、土日になれば、横になって昼間からビールや焼酎を飲みながらテレビを見ているという姿。
こんな旦那さんを見ていると…本当にイラッとします。
そんな状態なのに…夜の夫婦生活だけはきっちりと求めてくることに腹が立ちます。
私はこんなイライラがチリツモになり、未だに産後クライシスが治りません。何よりもセルフチェックで3つは未だに当てはまります。
そこで、出来る限り夫婦円満で過ごすためにも産後クライシスを回避する方法についても書いておきます。
産後クライシスを回避するには?
産後クライシスですが、ある程度、お互いのやるべきことを事前に話し合いして協力を求めておくことが大切なんだとか。
手伝って欲しいことがあれば、これやってほしいんだけど…とお願いしてみましょう。
男性というのは、そもそも赤ちゃんとのふれあいの回数が増えないと、父親としての自覚が生まれにくいそうです。
参考サイト:NHK「産後クライシス」ひょっとしてあなたも!?
私なりに、産後クライシスと向き合う生活をしています。
夫婦生活は、未だに私が受け入れられることができずいますが、それでも普段の生活の中で、家事をやって欲しい部分を徐々にPRしていくことができるようになりました。
例えば、食べ終わったあとの食器を時間があるほうがやるという感じです。洗濯ですが、旦那さんは自分のものは自分で洗ってくれるようになりました。
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これ、子どもが思春期になった時に、パパの服が臭いということではじまったのですが…嫌な顔をせずにやってくれてます。
産後クライシスを回避する方法って、それぞれの家庭の色ってのものがあるとおもいますし、旦那さんの性格もかなり関わってくるものでしょうから、参考になるかどうかはわかりません。
しかし、やって欲しいことを話し合うという時間を持つだけでも、妻としての心が癒やされると思ってください。
まあ、要するに…ママになった妻は、自分が頑張っていることを認めて欲しいってのが本音なんですから。
私も、完全に産後クライシスから脱却できるように頑張ります。