先日、大学に通っている子どもに教えてもらったのが国公立大学の授業料が40万円ほど値上げされるというショッキングなニュース。
我が家の3人目が大学に入学する年となるのが…2,030年あたりなので授業料値上げということとなると、非常にマズイわけです。
そこで、なぜ国公立大学の授業料があがることになったのかについて、子どもから聞いた意見と我が家の受験に関することをまとめてみたいと思います。
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なぜ国公立大学の授業料があがるのか?
我が家の1人目の子どもは、現在、関東にある某国公立大学に通っています。総合大学であることもあり、他の学部の方と交流ができており、その中でも医学部の学生とか薬学部の学生さんとも仲良くしていただいているようです。
その学生さんたち、わざわざ国公立に入るために浪人をされている方が非常に多いこと。また、実家のご両親が非常にお金持ちが多く、世帯年収2,000〜3,000万円という方が多いそうです。
それだけのお金持ちなので当然ですが、お子さんの受験対策に使えるお金ってのも多いわけです。ということは…いくら田舎住まいであっても、確実に合格させるために良い予備校に通わせることができ、合格するための受験対策をさせることができるわけです。
そうすると…平均年収のご家庭のお子さんとの差が大きくなり、現役で優秀なお子さんが国公立大学に入れないという嫌な現状があるそうです。
要は…お金持ちの富裕層のお子さんが国公立に入ることで、低所得者層のお子さんが入れていないという実態があるということ。
お金持ちのお子さんというのは、滑り止めの私立大学に受かっていても、そこには行かず、2〜3年浪人しても国公立大学に進学するそうなんですね。なぜ富裕層が老親をしてまでも国公立大学にこだわるかはわかりません。
国公立なんで学費は安いということを踏まえて、国公立大学の受験というものにお金を掛けられる実態があります。これを財務省…まあお役人が懸念したということなのかもしれません。
本当に現役で入りたい子どもがいっぱいいるのに…お金持ちの子どもが浪人して国公立大学に入るという実態。
確かに…わからないでもないですが、本当に入りたい人のための国公立なのにと思ってしまうわけです。
もしこの国公立大学の授業料を上げるとすれば、親の年収で所得制限を設けるべきだと思っています。児童手当が所得制限がある感じですね。そうすれば、低所得層のご家庭は原状の53万円くらい、富裕層は所得に応じで私立大学並に上げるというのが本来やるべきことだと思います。
我が家の予備校にかかったお金
我が家は、現役で国公立に入りました。
志望校は高校1年の時に決まっており、本人も色々あったようですが、模試をしてみてなんとか間に合うだろう…という先生のお言葉を信じてやってきました。
そして、高校2年の1月に東進ハイスクールでセンター試験模試を無料で受けてから、東進ハイスクールに通い始めました。
2月に保護者同伴の説明があり、1回目の支払いが約60万ほど。学校帰りの路線で通うことができない場所だったので、プラスで通学定期を6ヶ月分買って持たせています。そして、6月にまた保護者同伴の説明があり、追加講座と模試講座というものが必要ということで約15万、10月に志望校追加講座というものがあり約15万を振込してます。
東進ハイスクールと通学にかかったお金は約90万円ほど。
我が家の場合、英語の対策が必要なかったことで90万円程度で終わっています。周りのママ友さんのご意見を聞くと、東進ハイスクールでは100万円以上かかるというのが平均なんだそうです。
学資保険今から入るならいくら?
我が家の進学のための予備校にかかったお金ですが、子どもが生まれてすぐ加入したJAのこども共済(学資保険)の一部を引き出して支払っています。(確か22歳満期で200万というものだったと思います。)
つまり、高校3年になった時点では、大学受験をサポートする何か(予備校とか家庭教師とか通信教育など)をしなければいけません。となると…学資保険をいくら掛けるかということは、遅くても出産後には考えておくことが大切なのです。
公立の小中学校や高校までの学費と言っても年間100万円以上かかることはありません。(私立にいくと年間60万〜120万円ほどかかります)
日本の今の制度の中に「高校授業料無償化」というものがあり、今は高校に行っても授業料が無料となっているおかげで、主にお金がかかるのは修学旅行代金とか通学代定期くらいで済んでいます。
しかし、いざ大学に進学するとなれば予備校に通うこともありますし、滑り止めの大学を3校とか5校という受験をするだけでも20万とか50万というお金が消えていきます。
そうすると、300万円でなんとかなる…と思っていても、いざとなると全然足りない〜ということになりかねないのです。
当時、掛けていた学資保険は200万円。でも、今から掛けるなら最低でも400万円は欲しいというのが経験から言えることです。
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