高学歴プアって知っていますか?
世の中には働いても働いても給料が低いワーキングプアという言葉があるかと思えば、高学歴プアという言葉もあります。
そこで、高学歴プアについて自分が思うこと、高学歴プアにならないための子育てについて、経験を元に自分が思っていることを書いてみたいと思います。
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高学歴プアとは?
先日、ふと見つけたのが「東大卒で年収220万円。高学歴プアの実態」という月間SPA!に掲載された記事です。
世の中の親は、有名な一流大学を卒業してさえくれれば、官僚になれたり、国家公務員の安定した道が開けると思っているはずですよね?
しかし、いい大学を卒業して、一流の超有名な会社に入ったけど、仕事が一切できなかったという感じです。
勉強しかしてこなかったことで、学力は優秀なんだけど、いざ壁にぶち当たるとメンタルが非常に弱いことで凹むようです。
仕事ではメンタル部分って重要なわけですが、いざ実践となると自分よりも低い偏差値の大学を卒業してきている人に勝てなかったのでしょう。
最終的には、日雇い派遣などの職について年収220万で暮らしているとのこと。
この記事を読んで本当に色々考えさせられました。
勉強だけできればいいのか?
いざ、受験に向かうと、やはりそこそこの学力は必要です。東大の2次試験を受ける最低の自己採点でのボーダーは88%くらい。80%越せない状態では2時試験すら受けられないかもしれませんからね。
東大に入れなくても、有名な一流大学はいっぱいあります。そんないい大学に入って卒業して、一流企業とか国家公務員になることが親としては安定をすると思い込んでいます。
私も、確かに子どもが大学進学をする前、中学校とか高校の時にはそういう風に思っていました。
でも、実際に子どもから将来の夢を聞けば、それを応援したくなります。でも、我が家の第1子は、将来の夢が小学校5年の時に決まり、その夢に向かうために中高一貫に進学し、一流と言われている国立大学に入りました。
普段から将来のことについてもそうですし、パートナーができたとか、こういう嫌なことがあったとかそういう何気ない会話を大切にしてきました。
当然、中高一貫の時の入試対策についても親としては勉強しましたし、国立大学についても私立大学についても色々調べて、娘が困っているときにさりげなくアドバイスできる準備だけはしてきたつもりです。
受験勉強が本格的にスタートする高校2年の秋に…中高一貫の進路相談の時に先生から言われたのは
親子のコミュニケーション不足が将来の夢を壊す可能性が高い
ということ。
子どもは、自分が進学したいと思っていても、親がそれを理解してサポートできない状況が非常に多いそうです。それって、きっと金銭面とコミュニケーション不足が原因なんじゃないかと思うんです。
子どもっていくつになっても子どものままって一面があり、子どもが悩みがあったらすぐに親に相談して、少しでも解決策とかアドバイスできるようになっていないといけないと思います。
つまり、親も一緒に勉強をして、自己啓発を高めていくべきだと思います。
お金が無いという場合であれば、奨学金などでカバーできますがメンタル面のサポートって家族しかできないと思います。
常に子どもとのコミュニケーションを大切にしておくと、子どもが困ったときは親にSOSを出すことができるはずです。また、壁を作ってあげてメンタル面を普段から鍛えておくこともとっても大切だと思います。
また、小学校の時から成績優秀で、中学も高校も学年1位できて超有名な大学に入って、そこそこの成績で卒業はしたけど、社会人になったら全然つかいものにならないやつだった…ということにならないための対策ってのも必要だと思います。
現代人の多くは、怒られ慣れていないからだと思いますが、メンタルが非常に弱いです。そういうメンタル面を強くしてくれるのが、中学校とか高校でやる部活動で培われるものだと思います。
そうすれば、社会人になったときに、少々のミスをして怒られても凹まない強いメンタルを持っていられます。
何よりも、子どもの一番の味方は親であるということは一生忘れないようにしていきたいものですね。